村松千裕選手 2022年9月 活動報告
9月は、スイス６万ドル、東レパンパシフィックオープン、七尾25000ドルに出場しました。
この１ヶ月は、結果では自分が思うようなものは出せなかったですが、試合での課題を１つ１つクリアできたと感じることができ、その部分では自信に繋がりました。
スイスはヨーロッパ遠征最後の大会となりましたが、上手くいかなかった試合の反省で考えたことを修正して、勝ちに繋げられたことが何よりも自信になりました。上手くいかない中でも、良い意味で開き直って、今できることを出す気持ちが大切だということも改めて感じた試合でした。
今回の場所はMontreuxというところで、会場の目の前の景色が本当に綺麗で感動しました。
会場のBarが湖に浮かんでいるのは初めてでした。
東レは本戦に上がることができず最終的にはとても悔しい気持ちが強かったですが、予選1回戦で100位台の選手に競り勝つことができた試合は、今年で1番か2番目に嬉しい勝ちでした。
東レではランキングが高い選手相手に、毎回競っても負けてしまっていたので、今回勝つことができたのはとても大きかったと思います。
今年の東レは、約３年ぶりの日本の大会で、沢山の観客の皆様の前でプレーすることができ、沢山の応援をして頂き、とても嬉しかったです。来年はここでもっと試合を見て頂けるように頑張りたいと思いました。
この大会を最後に引退をされた奈良くるみ選手とも練習をさせて頂き、本当に光栄でした。
最後の最後まで奈良選手から色々なことを学びました。
七尾国際は４年ぶりの出場でした。オムニコートの試合も４年ぶりで、最初は動くのにだいぶ苦労していたので不安がありましたが、試合では今できる中で勝ちにいく気持ちを強く持って戦えたことが、自分にとってプラスになったと感じました。
ジュニア時からお世話になっていて、金沢に行った時にいつもサポート、応援をして頂いているコーチにも久しぶりにお会いすることができて、色々な話ができ、また頑張ろうという気持ちになれました。
久しぶりの日本の大会は、やはり海外遠征に比べると生活面でストレスが少なく試合に集中できる環境だと感じました。
悔しい思いは沢山あるけれど、それが必ず嬉しさを味わう瞬間に繋がると思うことを忘れずに頑張っていきたいと思います。
村松 千裕