村松千裕選手 2021年1月 活動報告
1月は、全豪オープンとFujiarah(ドバイ)の25000ドルに出場しました。
今年の全豪オープンは、コロナの影響でオーストラリアで隔離期間があるため、予選はドバイで完全なバブルの中、無観客で行われました。
感染対策はグランドスラムの中でも、今までの大会を通しても1番徹底されていると感じました。まずこのような状況の中で色々工夫をしながらも大会を開催して下さったことに本当に感謝したいです。
ドバイに行ったのは初めてで、私の中ではあまり良いイメージではなかったのですが、ホテルも綺麗で日本食も食べたり、購入したりすることもできて、思っていた以上に好印象でした。
全豪オープンの結果は予選2回戦敗退でした。今回は、予選を勝ち上がった場合のみオーストラリアにチャーター機に乗って行くことができるというシステムになっていて、より勝ちたい思いが強くなり、緊張感がある中での試合となりましたが、1回戦は自分が1ヶ月日本で積み重ねてきたことを出すことができ、勝利できてとても嬉しい気持ちでした。久々に勝ち星をあげることができて、やっぱりどんな内容であれ勝ちをものにすることは、大きなことだと改めて感じました。
2回戦は、自分の良いプレーもありながら、チャンスをものにすることができず、修正力、判断力、決断力など試合の中で考える力や、自分の土台をもっとしっかりとつくることが必要だと感じました。
そして、このレベルで怪我なく、体力に自信を持って戦い続けられるような体をしっかりとつくっていくことは今後のためにも強化していくべきだと思いました。
今の自分の課題は、テニスコート上だけではなく、私生活からも変えていけることが沢山あるので、そこに対しても前向きに取り組んでいきたいと思います。
ここで感じたことを忘れずに、この舞台で勝ち上がれるような実力をしっかりつけてまた次に挑めるように頑張っていきたいと思います。
村松 千裕