村松千裕選手 2019年1月 活動報告

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1901_02.png1月は香港の試合が終わり、帰国して4日後すぐにアメリカに遠征に出発し、Plantation25000ドルと、Midland100000ドルに出場しました。アメリカには行ったことはありましたが、今回の場所は初めてでした。
Plantationはフロリダ州にあり、日本に比べると暖かくて過ごしやすく、海もとても綺麗でした。結果は、シングルス、ダブルス共に本戦1回戦敗退でした。今回は予選から出場の予定でしたが、欠場者がでたため本戦に繰り上がることができました。香港で良いプレーができ、流れに乗りたかったですが、このチャンスを絶対に生かしたいという気持ちが強く、試合中冷静に考えられなかったことが負けに繋がってしまったと思いました。コートサーフェスがグリーンサンドというクレーコートで、いつもよりポイントをとることが難しかったです。しかし、その分戦術の部分など学ぶことがあったので今後の引き出しにできればいいと思いました。3時間を超えるタフマッチを勝ち切れなかったことはとても悔しかったですが、最後までファイトできたことは次に繋がる試合ができたと感じました。

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1901_04.png 2週目のMidlandまでは飛行機で移動しました。事前に調べてはいましたが、Midlandは物凄い寒さで、最低マイナス20度ぐらいでした。このような寒さは経験したことがなかったので、どんな感覚なのだろうという楽しみな気持ちもありました。着いて外に出た瞬間、寒さで体が痛くなるような感じでした。最初は驚きましたが、少しずつ寒さに慣れてきて、雪景色や、町の雰囲気が田舎な感じが私は好きになりました。滞在中は、できるだけ冷えないようにするために、夕御飯はほとんど試合会場から直接向かい、17時半頃から食べていました。
試合結果は、シングルスで予選2回を勝ち抜き、本戦1回戦敗退でした。私が好きなインドアのハードコートで、前の週にクレーコートでやっていたこともあり、とてもやりやすくプレーできました。100000ドルで、出場選手のレベルも高い中で、1週目の反省を生かして予選をしっかり勝てたことは自信になりました。本戦1回戦では、現在世界ランキング56位の選手と戦うことができて、今後自分が目指すステージにいくために必要なことを感じられました。自分が敗戦した相手の試合や、他のランキングが高い選手の試合を見学して、何が足りないのかなど客観的にも見ることができたので良かったです。
どんなことがあっても、常に今回のような経験を思い出して、しっかり行動に移していくことを努力してやっていこうと思います。

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村松 千裕

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