村松千裕選手 2018年9月 活動報告
9月は、WTAの花キューピットオープン、東レパンパシフィックオープンと、オーストラリア60000ドル1大会に出場しました。
WTAの2大会は、予選の特別枠を頂き出場することができました。花キューピットオープンは広島で、東レは立川で開催されました。結果は、シングルスでは2大会共に予選決勝までいくことができ、ダブルスも出場するチャンスを頂き、とても良い経験をすることができました。普段はあまりできないランキングが高い選手と対戦することができ、そこで勝利できたことや、世界のトップ100前後の選手とやり合えたことは、大きな自信になりました。日本で開催される数少ない大きな大会でプレーできる機会を頂けて、沢山の方の前で自分の良いプレーを見せられたことはとても嬉しく感じました。また、沢山の応援が本当に力になることを感じることができました。早くこの大きな舞台で常に戦える選手になりたいと強く思いました。
東レが終わり、その後すぐにオーストラリアのダーウィンに向かいました。オーストラリアは、ジュニアの時から試合で何度も行っていましたが、ダーウィンは初めてでした。会場は最近新しくできた施設で、とてもきれいでした。
結果は、予選決勝（3回戦）敗退でした。予選1回戦は、ランキングは格下の相手でしたが、前の週にできていたプレーとはかけ離れてしまい、苦しい試合になりました。しかし、今までの経験を生かし、なんとか最後勝ち切ることができました。つい何カ月前と同じなら、悪い状態のまま負けて終わってしまっていたところを、冷静に広く考えることができて、勝ちに繋げられたので、プレーの内容より、そこを評価できる試合だったと感じました。
これから試合の中でも色々なレベルの選手と対戦すると思いますが、常にトップの選手に勝つために必要なプレーを自分自身で心がけてやることが大切だと感じました。
来月は、オーストラリア25000ドル2大会と、全日本選手権に出場予定です。
村松 千裕
