村松千裕選手 2018年6月 活動報告
6月は、フランスのPeriguexでの$25000の1大会に出場しました。予定では1週早く試合に行くことになっていましたが、足の怪我のため、最初の試合をキャンセルして、日本で出来る限りのリハビリを毎日行っていました。普段はやっていないとても地味なトレーニングや筋トレなど、練習があまりできない分、いつも以上に他の部分を強化した期間でした。大変でしたが、自分の身体の弱い部分を知り、新しい強化の仕方などを学べたことは、今後のために良かったと感じました。
今回の遠征は、昨年と同じところで場所にもコートにも慣れていたので、生活はしやすかったです。今回は観光する時間はありませんでしたが、街並みが綺麗で、歩くだけでも気持ちが良い場所でした。
私はこの大会が怪我明けの最初の大会となりました。結果はシングルス本戦1回戦、ダブルスベスト4でした。練習では上手くいっていても、試合ではできなかったことが多くて、実戦はそう簡単ではないのだと感じました。自分の中では最初から上手くいくはずがないと言い聞かせてはいたのですが、やはり実際に試合になればどんな状況でも負けたら悔しいんだということを再確認しました。その中でも出来ることを100%やり切ることが、まだまだ自分には足りないとも感じました。
7月は、フランスの$25000と$100000の計2大会に出場するので、悔いがないように、1試合1試合をやり切りたいと思います。
村松 千裕