村松千裕選手 2017年8月 活動報告
今月は、8月初旬にヨーロッパ遠征から帰国しましたが、予定していたもう1つの日本の大会はキャンセルして、その後、練習期間を3週間と長目にとりました。これまで、次にすぐ試合が控えていると、気持ち的に焦ってしまうこともあったので、今回はいつもと違う方法をとったのですが、結果、落ち着いた練習をすることができ、とても良かったです。 8月末からは、石川県の七尾で開催された$25,000能登和倉国際女子オープンに出場しました。七尾は久しぶりの日本の試合で、生活面では全てが楽に感じました。街はとても気持ちの良い所で、ホテルには温泉があり、リラックスすることができました。試合が全て終わった後に、金沢を少し観光して、美味しいものを沢山食べることができて、とてもリフレッシュできました。日本はやはりいいなと感じました。
試合は、シングルスベスト16、ダブルスベスト4で結果的には自分の目標は達成できませんでしたが、先月のヨーロッパの後半の試合に比べれば、内容は良くなったと感じました。自分のプレーをしっかりすることができれば目標は達成できると思っている分、今はその理想に近づけられるように考えてプレーしているけれど、それだけでなく、相手のことや試合の流れもしっかり考えてプレーすることが、勝ちをもぎ取るには必要なことだと思いました。引き出しを沢山持ち、それを要所、要所に出して試合をすることも自分の得意なところだと信じて、勝ちに繋げていきたいとも思いました。 今回、負けた試合で1番感じたことは、まだ相手によってプレー中の気持ちが変わってしまっているということでした。全力で勝ちにいく気持ちがあってこそ私のプレーは生きるし、気持ちも生きると思うので、目標を達成するためには、どんな相手にでも勝っていくという強い気持ちを持って、今後、試合にも練習にも臨んでいこうと思います。 課題はまだまだありますが、この能登の試合では、シングルスでもダブルスでも、3週間しっかり練習してきたことを生かすことができたと感じられたので、さらにこれを継続して、自分のものになるまで頑張っていきたいと思います。9月はオーストラリアの$25,000の2大会に出場予定です。
村松 千裕