村松千裕選手 2017年5月 活動報告
5月は、タイ$15,000と$25,000の2週と、韓国$25,000の2週の4大会に出場しました。韓国の1大会以外は行ったことがある場所だったので過ごしやすかったです。全体を振り返ると、チャンスは十分にあった中で目標としていた結果に届かなかったので本当に悔しい気持ちです。良いプレーを継続することや、悪くなったときでも勝ち続けるための精神力の足りなさを感じた１カ月でした。
ここ数か月の大会であまり試合数をこなせていなかったので、今回は日本で$60,000や$80,000など大きな大会がある中、少しレベルを下げた大会に出場することにしました。そうは決めたものの、タイの1週目の$15,000はポイントも少ないし、最初は自分の気持ちを上げていくのが大変でしたが、試合になったらしっかりと目の前のポイントにファイトし、シングルスで決勝まで勝ち進めたことは収穫になりました。テニス的には満足いくプレーではありませんでしたが、どんな状況になっても最後までやり切れたことが結果に繋がったのではないかと思いました。ダブルスは珍しくとても感覚が良く、初めて組んだパートナーとも楽しくプレーすることができ、準優勝という結果は自信になりました。
$25,000の残りの3週は、全て競った試合で、それをものにできなかったのでとても悔しい気持ちと、どうしてこうなっているのかが半分わからない気持ちでした。勝ちたいという強い気持ちを自分でコントロールして、落ち着いて１球１球を打っていくことは、いつでもできていることが必要だと感じました。要所で自分が主導権を握ってポイントを取りに行き、締めるところでしっかり取り切れるようになれば結果は大きく変わってくるだろうと毎回反省していましたが、次の試合で修正しようと思っていても、実際試合になるとまた同じことを繰り返してしまっていて、常にすぐ修正することを、普段の練習からもっと意識していかなければと思いました。とても難しいことだけれど、今は辛抱の時期だと思って、試行錯誤を繰り返してやり続けていきたいと思います。
来月は長期遠征の予定でレッドクレーの試合が多くなります。上手くいかなくても今の自分より良くなろうという前向きな気持ちを持ち続けて、大きなプレーができるように頑張っていきたいと思います。
村松 千裕
